ロシアのウクライナ侵攻によって、世界は分断の時代に戻りつつあります。
資源国であるロシアへの強力な経済制裁によって、資源価格の高騰が長期間に渡って続く可能性が高まっており、1970年代以来のスタグフレーションが現実になろうとしています。
私達ファイナンシャルプランナー(FP)はお客様の生活や大切な資産を守るために、スタグフレーションへの備えをアドバイスする必要に迫られています。
しかし、スタグフレーションの対策は容易ではありません。
それは景気低迷により賃金の上昇はそれほど望むことが出来ず、また、インフレ率を金利が下回る、実質金利マイナスの状態が続くことが予想されるからです。
一般的に株式はインフレに強い資産と言われていますが、強過ぎるインフレは企業業績の悪化に繋がりますし、金利が上がることもコストアップ要因になることから、株式市場にとっては逆風になります。
1970年代に起きたスタグフレーションの時期は「株式の死」と言われ、長期間に渡って株式市場は低迷しました。
現在はその当時と似たような環境になってきているのです。
その一方で、20年近くデフレというぬるま湯に浸かってきた日本人は、保有金融資産が預貯金と保険に偏っているため、欧米に比べてインフレ耐性が弱いという現実があります。
長くデフレの時代が続いたことの弊害ですね。
そこで今回は「スタグフレーションの時代に資産を守る運用ポートフォリオとは」と題して、アフターコロナやスタグフレーション時における資産運用のポイントやポートフォリオについての勉強会を行います。
お客様の大切なお金の運用をアドバイスするファイナンシャルプランナー(FP)として欠かすことの出来ない知識だと思いますので、この機会にしっかり学んでいきましょう。
<主なコンテンツ>
・最新のマクロ経済環境
・ウクライナ紛争でさらに高まるインフレリスク
・米国の利上げと景気後退の可能性
・インフレに強い資産とは
・スタグフレーション時代の投資戦略
・運用ポートフォリオの具体例
【勉強会詳細】
タイトル:『スタグフレーションの時代に資産を守る運用ポートフォリオとは』
講師:久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)
2022年4月4日(月) 20:00~21:30
※質問等の関係で延長の可能性あり
会場:オンライン開催
※パソコン・タブレット・スマートフォンで参加可能。
(但し、インターネットに接続する必要があります)
参加申し込みをいただいた方には、後日メールで使用資料と参加方法をお伝えします。
参加費:9800円
(FPビジネス実践塾のメンバーは無料)
定員:10名
主催:FPオフィス クライアントサイド
申込方法:下記の申し込みフォームからお申込みください。
(※FPビジネス実践塾のメンバーは下記の申し込みフォームを使用しないで、Facebookグループ内または個別にご連絡をください。)